本日はギターワークショップ ステップアップ☆ザ☆ギター
「クラシックギター・レッスンノート ステップアップへのポイント&ドリル」の
第2回目でした。
まずは前回の復習、ギターの構えからスタートしました。
リラックスしてイスに浅めに腰掛け、かかとやつま先が浮かないように
気をつけて足台をセット、ギターの角度をチェックして
良いフォームでギターを構えます。
右手弾弦の基本を分かりやすく堀井先生がコインを使った実験で
紹介してくださいました。
写真に写っているとおりギターの上にコインを置き、
正しい弾弦の「押し込み」で弾くと、
大きく反響したギターの振動がコインにも伝わります。
良くない「めくり上げ」などの弾き方の場合は
コインにはあまり振動が伝わりません。
ギターをお持ちのみなさんは是非やってみてください。
ギター演奏では爪を使って演奏することから、爪の形を整え、
弾きやす状態にしておく作業が大切になります。
そこでまず自分の爪を良く知ることからスタートしました。
爪の硬さや厚み、形状など、自分では見慣れている指でも
よく見ると微妙に違いました。
自分の爪を知ったうえで爪が引っかからない、爪をすべらせて演奏できる
自分にあった爪の形状を探します。
爪を整える際は紙やすりを使い、荒削り用と仕上げ用の2種類を使って
お手入れをすると良いそうです。
ちなみに講師の堀井先生は枕元にもやすりを置いて
日頃からお手入れされているそうです。
左手押弦の基本としてポイントを教えていただきました。
最低限の力で押弦することが重要でここでも「脱力」がポイントとなります。
また右手と左手は連動するので右手に力が入っている場合は左手も注意が必要です。
また押弦では押さえるときだけでなく、指を離す際も勢いよく離さないで音を止めてから離しましょう。
左手の基本フォームのポイントは脱力した腕を肘の位置を変えずに
腕を上げて最初はパー!から適当なフレットに指を揃えて置くと
基本フォームが出来上がります。
今日までの講座では力をいれない「脱力」が大きなポイントとなります。
これからも堀井先生の分かりやすい例えなどが満載の楽しい講義が
続いていきます。これからお楽しみです。
スタッフS