今日はギターワークショップ2日目
みなさん、たくさん練習をしてきてくださったようで、
ギターの構え方が、すっかりサマになっていました。
まずは堀井先生から前回のおさらいと、そこから一歩進んだ話がありました。
ギターを構えるとき、
クラシックギターの場合は、足台を左足で使い、
フォークギターの場合は、足台を右足で使います。
このとき、できるだけ椅子に浅く腰掛けるのですが、
できるだけ浅く腰掛けたいが為に、椅子を斜めにして、
座面のカドの部分に座る場合があるそうです。
そのくらい、椅子には浅く腰掛けた方がいいんですね。
フレットを押さえる練習と、12番目のフレットの重要性の話がありました。
それぞれのギターの12フレットが、パッとわかるように作られているのは、
12フレットで音を鳴らすと、その弦を何も押さえずに鳴らした音の1オクターブ上の音がなるそうです。
例えば①弦を鳴らすと、ミの音がなりますが、
①弦の12フレットを鳴らすと、1オクターブ上のミの音が鳴ります。
音楽にとって、12という数字はとても大切みたいです。
ここでおさらいは終わり。
次は具体的な演奏方法について学びます。
まずは右手から。
右手の指で弾く演奏方法には、二種類の弦の弾き方があるそうです。
●アポヤンド(スペイン語で、もたれかかる)
弦を弾いた後、隣の弦に指がもたれかかるように弾きます。
この弾き方は安定感があり、強い音が出しやすくなります。
その為、メロディーラインの演奏をするときなどに適した奏法だそうです。
●アルアイレ(スペイン語で、空中へ)
弦を弾いた後、他の弦に触れないように、指を浮かすように弾きます。
この弾き方だと、他の弦の音を止めないため、弦を順番に弾くさいに、
美しい和音を強調できます。
曲によって、これを使い分けられると上手に演奏できそうですね。
そしてどちらの場合でも、なるべく指の先の方で弾くそうです。
指の腹で弾こうとすると、力が入りすぎてしまったり、リズムが狂う原因になる場合があるみたいです。
それを防ぐ為に、堀井先生は一日に何度も「その日に伸びた分だけ」を細かいヤスリで削り、爪をツルツルの状態に保つそうです。
ギタリストにとって、爪の管理も大切な仕事なんですね。
今回は、①弦を、人差し指と中指で交互に弾く練習を行いました。
これは、メロディーラインを弾くときの右手の基本になるそうです。
これを意識しながら、前回少しだけ練習した「365日の紙飛行機/AKB48」を演奏しました。
するとみなさん上手に演奏できていました。
ギターに触って1週間とは思えないほどの演奏でしたが、
まだ左手の動きにぎこちなさがありました。
もっと綺麗に弾くべく、左手の基本についても学びます。
左手は、なるべく自然体で、腕をねじったり手首を曲げたりしないように構えるそうです。
前回教わった通り「フレットの近く」を「指先」で押さえます。
④弦の5フレットを人差し指で押さえたまま、
④弦の6フレットを中指で、
④弦の7フレットを薬指で、
④弦の8フレットを小指で押さえる練習もしました。
実際の演奏では、4本の指で同じ弦を押さえ続けるということはありえません。
だからこそ、これを自然にできるようになっておくと、上達の近道になるみたいです。
このとき、なるべくギターを立てて構えた方が弾きやすくなりました。
なんと昔は、クラシックギターもフォークギターと同じく、横向きにギターを構えていたそうです。
それが時間とともに研究が進み、少しずつギターを立てて構えるようになり、。
最近の若いクラシックギター奏者であればあるほど、ギターを立てているそうです。
中には、ギターのおしりに棒をつけ、チェロのように立てて弾く方もいらっしゃるそうです。
今回で、右手と左手の基本を教わりました。
最後にドレミの場所を覚え、それを使った「かえるのうた」と「チューリップ」も演奏しました。
いきなりでしたが、堀井先生の伴奏のテンポに合わせられていました。
しかしテンポを意識すると、せっかく教わった右手と左手の基本が疎かに……。
右手と左手の基本を身につけるために、毎日10分でもいいからギターを練習する必要があるみたいです。
スタッフA
今回も、お子様から年配の方まで幅広い世代の方が参加されています。
「みんなで楽しむ初めてのギター」
ということで参加者の半数が、初めてのギターに挑戦!
経験者の方も、学生時代に少し触った程度の方がほとんどのようでした。
これから全10回。
9月4日(日)に修了コンサートへ向けて、みんなで練習していきます。
今回は、初回ということで、堀井先生からギターに関する基本の説明がありました。
■「クラシックギター」と「フォークギター」の違い。
ナイロン弦が張られているのが、クラシックギター、
鉄のギターが張られているのが、フォークギターです。
クラシックギターは基本的に指で演奏しますが、フォークギターは指だけでなくピックを使う場合もあります。
ちなみに、よく耳にする「アコースティックギター」という呼び方は、クラシックギターとフォークギターをあわせた総称だそうです。
クラシックギターは、ポロポロと暖かい音がして、
フォークギターは、金属的な音がします。
■「ギターの構え方の違い」
クラシックギターと、フォークギターは構え方が異なります。
どちらも椅子に浅く腰掛け、ボディのくびれた部分を足に乗せますが、
クラシックギターの場合は、左足にボディを乗せ、
フォークギターの場合は、右足にボディを乗せます。
クラシックギターの場合は、足を大きく開いて構え、
ギター自体を立てるようにして演奏しますが、
フォークギターの場合は、足を組んで構え、ギター自体は寝かせるようにして演奏することもあるそうです。
似たような見た目ですが、演奏の姿勢がぜんぜん違いますね。
堀井先生の説明を聞いて、みなさんも両方の構え方を試していました。
またクラシックギターの場合や、フォークギターでも足を組まない場合には「足台」を使うそうです。
■「ギターに関する名称」
ギターの部位の名前や、弦の呼び方には決まりがあるそうです。
ひょうたんのような形の部分を「ボディ」
弦が張られ、ボディから伸びている部分を「ネック」
ネックの弦が張られている面を「指板」
指版にある鉄の棒を「フレット」と呼ぶそうです。
弦は、細い方から、1弦、2弦、3弦……と数え、
フレットは、ネックの先の方から1フレット、2フレット、3フレット……と数えます。
しかし指版の先にある白い部分は0フレットとは呼ばずに「ナット」と呼ぶそうです。
堀井先生は、みんなから見えるようにギターを掲げ、
フレット付近を押さえることで、音階が調整されて、演奏できるということで、
実際に音を鳴らしながら説明してくださいました。
■「音を鳴らしてみよう!」
初回ですが、いきなり音を鳴らしてみます!
まずは右手の使い方から。
★メロディーの奏法
弦を一本ずつ弾きます。
親指を使うときは、上から下へ。
人差し指、中指、薬指は、下から上に弾きます。
小指は、普通は使わないそうです。
★伴奏の奏法
親指、または人差し指と中指の2本を使って、複数の弦をまとめて弾きます。
最初は、上から下へ。
慣れてきたら、上から下と、下から上を交互に弾いてみます。
次は左手の使い方です。
ギターは弦を指で押させて、音の高さを変える楽器です。
でもフレットの上を押さえてしまうと、きれいに鳴りません。
かといってフレットから離れてしまっても、きれいには鳴りません。
なるべくフレットの近くを押さえながら、フレットには触らないようにすると、
きれいに鳴りました。
1弦の3フレットを押さえて、4弦から1弦までを引き下ろすと、
Gというコード(和音)になるそうです。
堀井先生が手拍子をしながら、みんなで一緒にGのコードを鳴らしてみましたが、両方の手に注意を払いながら、リズムを合わせるのは難しく、バラバラになってしまいました。
しかし数回練習しただけで、あっという間に上達。
みんな同じリズムで、同じ音が鳴らせるようになっていました。
■ギターの楽譜。
ギターの楽譜として、3種類の楽譜が紹介されました。
1、五線譜と音符
いわゆる普通の楽譜です。
オタマジャクシが書いてあるものですね。
2、タブ譜
6本の線に、数字が書いてある楽譜で、
線が「どの弦を弾くか」を表し、
数字が「どのフレットを押さえるか」
横軸が「どのリズムで弾くか」を表しているギター用の楽譜です。
3、コード譜
リズムとコード名だけが書いてある楽譜です。
音符が書いてあるものもありますが、細かい音の指定がないものが多いそうです。
上記の3つの中で、タブ譜は初心者でも簡単に読めました。
堀井先生が作ってくれたメロディーだけのタブ譜(365日の紙飛行機/AKB48)を練習。
堀井先生ほど綺麗には弾けませんでしたが、初心者でも順番に音を鳴らせたようでした。
最後には、堀井先生と講師の方々の模範演奏。
という名のミニコンサートが行われました!
来週のギターワークショップもお楽しみに!
スタッフA
のコラボ展示が始まりました。
南区まちかど遺産写真展は、「南区まちかど遺産探検隊」による、南区の伝統ある風景やお店、地域の人や表現活動を行っているアーティストなど「まちかど遺産」と呼びたくなるような光景を撮影した展覧会です。
今回は、38か所もの「まちかど遺産」の写真が展示されています。
その中央に展示されているのが、日枝小学校6年1組作成の「防災ジオラママップ」です!
昨年の6年生が「まちの人の命を守りたい」という思いから1年間総合活動で防災について学び。
減災ファシリテーターの鈴木さんと、防災ジオラマネットワークの上島さんが防災マップの作成をサポート。
このマップの制作にあたり、400人以上のまちの方にインタビューをしたそうです。
展示期間は、6月1日(水)~6月30日(木)までです!!
ぜひ見に来てください。
スタッフA
WELLNESS CARE LAULE'A(ラウレア)さん
吉野町市民プラザのご近所のお店やスポットを紹介する「プラザのご近所さん」。第一回目は、鎌倉街道を挟んで吉野町市民プラザのちょうど前にある、ボディケアとリフレクソロジーのお店「ラウレア」さんをご紹介します。
こちらでは、アロマの香りが漂うおしゃれな店内で、オーストラリアにあるカイロプラクティック専門の大学で学位を取られた院長の施術を受けることができます。ちなみに、ラウレアさんは吉野町市民プラザが主催したアニマルフォトコンテスト2014にご協賛いただきました。
6月のオープン2周年を控え、記念の割引特典も用意されているとのことです。カラダもココロも気持よくなりたい!! という方、一度ラウレアさんを訪ねてみてはいかがでしょうか?
(店舗情報)
住所:横浜市南区吉野町5-29第3吉田ビルテラスD
電話番号:045-341-3211
http://laulea045.wix.com/laulea
営業時間:10:00~21:00
定休日:木曜日
※この情報は、5月15日現在の情報です。内容が変更になっている場合があります。