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吉野町市民プラザ スタッフブログ yoshinocho.exblog.jp

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横浜市吉野町市民プラザのスタッフブログです。日々の活動の様子をお伝えしていきます。


by yoshino-plaza

吉野町アート寺子屋「日本画の魅力を知ろう」1回目


本日から全3回で行われるワークショップ
吉野町アート寺子屋「日本画の魅力を知ろう」の1回目が行われました。
今回使う道具一式がこちらです↓
吉野町アート寺子屋「日本画の魅力を知ろう」1回目_e0189014_1543265.jpg

水彩画等は経験ある方も多いかと思いますが、
日本画となると絵具が見なれないので、まずは道具の説明です001.gif
吉野町アート寺子屋「日本画の魅力を知ろう」1回目_e0189014_1548786.jpg

↑コレ、岩絵具といいます。名の通り岩石を砕いた粉状のもの(実際は人工で作られたものですけど)
この状態で絵はかけませんので、粉を溶かす必要があります。
吉野町アート寺子屋「日本画の魅力を知ろう」1回目_e0189014_155564.jpg

「膠(にかわ)」という動物の皮や骨などの成分が入った糊のようなもので混ぜます。
(ちなみに膠の語源は「煮革」で皮や骨を煮て溶かしたコラーゲンらしいです)
岩絵具は粒子の重さによって色が変わるので2種類絵具を混ぜ比べて感覚を知っていただきます。
吉野町アート寺子屋「日本画の魅力を知ろう」1回目_e0189014_15531411.jpg

ここでよーく溶かさないと絵具が乗らなかったり、だまになったりするので大事なところです。
溶かしたら筆で試し描き。水で絵具を調整したりもします。
吉野町アート寺子屋「日本画の魅力を知ろう」1回目_e0189014_16111075.jpg

そのあとは本番用パネルに和紙を水張りします。
吉野町アート寺子屋「日本画の魅力を知ろう」1回目_e0189014_16162743.jpg

この和紙は習字で使うような和紙ではありません。それだと滲んでしまいますので。
滲まないように加工する「ドーサ引き」の作業も本来するものなのですが、
今回は時間短縮の為、あらかじめドーサ引きされた和紙を使います。

ここでやっとモチーフ選び003.gif
こちらで用意したチューリップ、水仙、山茶花のどれかを選んでいただきスケッチ開始です。スケッチは色を塗るところまでします。
吉野町アート寺子屋「日本画の魅力を知ろう」1回目_e0189014_16323273.jpg

皆さんスケッチを入念にされていたので今回はここまでで終了となりました。

日本画は下準備が結構かかりますが、その分オリジナル性が高いです。
次回以降、自分の好みの色を見つけて楽しんでみてください016.gif

スタッフY
by yoshino-plaza | 2014-02-10 16:49 | ワークショップ