「日本の音」とは何かについて考えてもらうワークショップを
奥田雅楽之一さん、田辺雅震翠さん、遠藤さんと一緒に行って来ました。
前回ブログでご紹介した演奏曲目
「さくら」「荒城の月」「うれしいひな祭り」を
引き続き弾けるように練習しました。
箏の練習の合間には田辺雅震翠さんが「三味線」を紹介してくださいました。
三味線は言葉のとおり3本の糸を感とツボを感じながら弾く楽器で、
三味線で複数の糸を弾くことを「シャン」といいます。
一説には「しゃんとして」という言葉はこの「シャン」からきているそうです。
また遠藤さんが「尺八」を紹介してくださいました。
音楽の授業で尺八が一寸八尺(54センチ)であることを
子ども達は教わっていましたが、現物の尺八を見るのはみんな初めてでした。
尺八の演奏方法のお話や真竹を使用し作られているなど
色々と教えていただきました。
子ども達に演奏を鑑賞してもらうため、
奥田雅楽之さん、田辺雅震翠さん、遠藤さんによる
箏、三味線、尺八の三曲合奏で「比良」を鑑賞しました。
ワークショップ最後の授業時間は6年生の3クラス全員が集まり
それぞれ練習してきた箏の演奏を発表しました。
6年生全員が箏で1曲弾けるようになり達成感ある内容となったことでしょう。
最後に「春の海」を奥田雅楽之さん、遠藤さんによる演奏で鑑賞し、
初日にみんなで考えた「日本の音」について再度考えてみました。
この箏のワークショップを通して子ども達は音について感じ考える
よい機会となったことでしょう。
スタッフS